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准看護師と看護師の違いとは?資格・業務範囲・給料を徹底比較

准看護師と看護師の違いとは?資格・業務範囲・給料を徹底比較

「准看護師と看護師、何が違うのだろう」と疑問に思っていませんか。どちらも医療現場で患者のケアにあたる仕事ですが、資格の根拠となる法律や取得ルート、給料の傾向には明確な違いがあります。この記事では、資格制度・業務範囲・給料の3つの視点から2つの資格の違いを整理し、准看護師から看護師へのステップアップ方法まで紹介します。

准看護師と看護師の違いを一覧で比較

准看護師は都道府県知事が認定する資格、看護師は厚生労働大臣が認定する国家資格という点が最大の違いです。この資格区分の違いは、受験資格や取得までの期間、業務の位置づけにも影響します。両者とも患者のケアや診療の補助を行う点は共通していますが、法律上の立ち位置が異なるため、キャリアの選択肢や将来的な働き方にも差が生まれます。そもそも看護師という仕事の全体像から確認したい方は、看護師とはも参考にしてください。

具体的には、資格区分(都道府県認定/国家資格)、受験資格(中学卒業以上/高校卒業以上が一般的)、業務範囲(医師・看護師の指示の有無)、給料(一般的な傾向としての差)という4つの観点で比較すると違いが整理しやすくなります。以下の表で全体像を確認してから、それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。

比較項目准看護師看護師
資格区分都道府県知事認定資格国家資格(厚生労働大臣認定)
主な受験資格中学卒業以上+准看護師養成所卒業等高校卒業以上+看護師養成校卒業等
業務範囲医師・看護師の指示のもとで業務自らの判断で業務にあたれる範囲が広い
給料一般的にやや低めの傾向施設・経験により変動するが高めの傾向

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資格制度の違い:都道府県認定と国家資格

准看護師は各都道府県知事が試験を実施し、合格者に免許を与える資格です。一方の看護師は、年1回実施される国家試験に合格し、厚生労働大臣から免許を受ける国家資格です。この「誰が認定するか」という根拠の違いが、資格そのものの法律上の位置づけを分けています。

養成期間にも違いがあります。准看護師養成所は主に2年課程で、中学卒業後から進学できるルートが用意されています。看護師養成校は3年制の専門学校・短期大学、または4年制大学が中心で、高校卒業後に進学するのが一般的です。学びの期間が長い分、看護師養成課程では解剖生理学や薬理学などの専門科目を、より深く学ぶカリキュラムが組まれています。

どちらのルートも、卒業後に試験へ合格して初めて免許を取得できる点は共通しています。進学先や学費、通学期間を比較しながら、自分の状況に合ったルートを選ぶことが大切です。

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業務範囲と給料の違い

准看護師と看護師の業務範囲は、採血や注射、バイタルチェック、療養上の世話など、実際に行う医療行為自体は大きくは変わりません。ただし法律上、准看護師は「医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて」業務を行うと定められている点が看護師との違いです。看護師は自らの判断で看護計画を立て、より主体的に業務にあたれる範囲が広くなります。

給料についても一般的な傾向として差が生じやすい点は押さえておく必要があります。ただし給料差は年度・施設・地域・経験年数によって変動するため、「看護師の方が常に高い」と一律に言い切れるものではありません。求人票や施設ごとの給与規定を確認しながら、実際の条件を比較することをおすすめします。

強み
医師・看護師と連携しながら経験を積める
2年課程など比較的短期間で医療現場に立てる
夜勤や配置先の融通が利く職場が見つかりやすい
注意点
業務によっては単独での判断が制限される場合がある
給料・キャリアの上限が看護師に比べて低くなりやすい傾向がある

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准看護師から看護師へのステップアップ方法

准看護師として実務経験を積んだ後、看護師資格を目指す進学ルートが用意されています。代表的なのは、准看護師として一定年数の実務経験を積んだうえで、2年課程の看護師養成所(進学コース)や通信制の課程に進学し、卒業後に看護師国家試験を受験する方法です。働きながら通える夜間課程や通信制課程もあり、収入を得ながら資格取得を目指せる点が特徴です。

ステップアップを検討する際は、進学先の選び方だけでなく、資格取得後にどのような職場・待遇を目指すのかも合わせて考えておくと計画が立てやすくなります。実際に准看護師から看護師へのステップアップを果たした人の多くは、取得後の給料アップやキャリアの選択肢の広がりを実感しています。資格取得の準備段階から、将来の転職先について情報収集を進めておくのも一つの選択肢です。

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FAQ

准看護師でも看護師と同じ仕事ができる?

採血や注射など実際の医療行為の多くは共通していますが、准看護師は医師・看護師の指示のもとで業務を行う点が法律上の違いです。自らの判断で業務にあたれる範囲は看護師の方が広くなります。

准看護師から看護師になるにはどれくらいかかる?

一般的には准看護師として一定の実務経験を積んだうえで、2年課程の看護師養成所や通信制課程に進学し、卒業後に国家試験に合格する必要があります。進学ルートにより期間は異なります。

給料はどれくらい違う?

一般的な傾向として看護師の方が高めとされますが、施設・地域・経験年数によって差が大きく、一律には言えません。求人票で実際の条件を確認することをおすすめします。

准看護師の資格は将来的になくなる?

制度の在り方は議論が続いていますが、2026年8月時点で准看護師資格の廃止時期は決まっていません。最新の制度動向は公的機関の発表を確認してください。

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まとめ

准看護師と看護師は、都道府県認定資格か国家資格かという資格制度の違いがあり、業務範囲や給料の傾向にも差が生まれます。ただしどちらも医療現場を支える重要な役割を担っており、准看護師から看護師へのステップアップ制度も用意されています。自分の状況に合ったキャリアの選び方を、資格制度への理解を深めたうえで検討していきましょう。

本記事は看護師・准看護師制度に関する公開情報を基に、仕事シフト編集部が資格区分と業務範囲の違いを整理しました(最終更新: 2026年8月)。給料・待遇は施設・地域により変動するため、あくまで一般的な傾向としてご参照ください。

キャリアアップの方向性に迷ったら、まず無料の職業診断で向いている職種を確認するのもおすすめです。

キャリアアップ・転職を検討したい方へ。

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田中 真由

田中 真由

看護師転職アドバイザー

看護師歴10年。大学病院の急性期病棟(内科・循環器科)で7年間勤務後、クリニックへ転職。転職活動では看護師専門エージェントを3社利用した経験を持つ。転職後に年収を約80万円アップさせた実績をもとに、看護師転職の実態・エージェント比較・年収交渉のコツを発信中。 ■ 資格・経歴 ・看護師免許(正看護師) ・キャリアコンサルタント(国家資格) ・大学病院勤務7年 → クリニック転職経験 ・BLS/ACLS 取得

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